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日記

前職でお世話になった人たちと久しぶりにしこたま飲んだ。

本当は、菓子折り片手に職場に軽く挨拶して、その勢いで予定の空いてる人を誘ってしっぽりと飲みにいけたらいいな、くらいに考えていたんだけど、いざ行ってみると、僕の来訪の旨を聞きつけた元上司によりちゃんとしたお店の一室が貸し切りで予約されており、まるで異動者の歓迎会かのような体で盛大に出迎えてもらって、のっけから少し涙が出そうになった。

本当はもっと早く挨拶に行こうと思っていたんだけど、諸々の出来事があって職場も落ち着かない状態だっただろうから敢えて控えていた。去年は色々なことがあった。既にその会社を去った身として、詳細に状況を聞いたり口を出したりするのも差し出がましいので、ほとんど連絡は取らなかった。でも現場の苦労を思うと気が気でなかった。許されることなら応援に駆けつけたいと思っていた。

これまで直面したことがなかったであろう余りに困難な状況を乗り越えたチームは、久しぶりに会っても相変わらずよく飲み、明るく、気持ちの良いチームだった。このチームを作り出せる組織の懐が如何に深いか今となってはよくわかる。最近、エスタブリッシュメントを気取っているのかなんだかわからんけども妙にスカした人たちの癇に障る言動がいろんなところで目や耳に入ってきたりして、その度に辟易していたのだけど、そんなものとは程遠い、自らのミッションを忠実に寡黙にこなしてゆく、素朴で気の置けないあの現場と、その居心地の良さが懐かしかった。

3軒回って、気づいたら朝方になっていた。
もっともっと皆と話していたかったけど帰ってきた。同じメンツで会うことはもうないかもしれないけど、でも、ひとりひとりとはまた会える、きっと。月並みだけど、皆とまた会える日を楽しみに、こっちはこっちで頑張ろうと思った良い日でございました。

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先日、またしても北千住は「廣正」(広正・ひろまさ)で飲んだのだが、相変わらずの信じられないコスパの良さにおったまげた。 JR北千住駅東口から徒歩10分、民家がひしめく薄暗い通りに突如現れる小さなお店に酒飲みの面々が到着したのは20時半。 着席しドリンクをオーダーするとまもなくお通しが現れた。この日のお通しは鶏肉の照り焼きと玉子焼き、わさび漬け的なものにぶり照り。 メニューには様々な魚料理が並んでいるが、全て時価(安い)。 この日は友人が予め予約を入れ、その際に刺盛りを2人前だけ準備しておいてもらうよう頼んでくれていたので、すぐに下駄盛りにされた各種の魚たちが登場。相変わらずとんでもない量と分厚さである。(でも安い) 期待を裏切らない迫力に各々感嘆を上げているうちにお酒が揃ったので乾杯。 赤身です。 ホタテです。 タイです。 赤貝です。 うめえうめえと大騒ぎしながら皆でぱくつきまくっていたのだが、なにせこの料である。刺し身だけで腹が膨れる。 しかし刺し身だけ食べて帰るのもあまりにも勿体ないので寄せ鍋を注文。 これまた2人前なんだけども、やはりボリュームがおかしい。 出汁を沸騰させる間、箸休めにと頼んだのが梅キュウ。 ただの梅じゃなくて梅水晶になっていて、とても幸せな気持ちになります。 やがて鍋が出来上がったのでひたすら食うた。 そしてたくさん飲みました。 当然雑炊にするよね。 おじやが出来るまで、せっかくなので後一品くらい食べてみようとしめ鯖を追加。 こちらもぼちぼち油が乗っていて美味。(しかし安い) そうこうしてる間に雑炊が完成。食い終わった頃には多幸感でとろけましたとさ。 何杯飲んだかよく覚えてないくらい酒も飲み、この料理を食って会計は驚きの3000円台。 一体どうやったらそういう会計になるのかよくわからん。 ごちそうさまでした。   大きな地図で見る

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休日

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